リーマンショックとは?ブラザーズ破綻の原因から、リーマンショック後の為替レート(円高)の変動の意味、金融危機の及ぼす今後の世界やアジア、韓国、日本への影響を解説。
リーマンショックとは、リーマンブラザーズの破綻に端を発する、金融商品への信用性の低下と捉えられる。信用性の低下から、世界中の市場からの投機マネーの流出という形になり、我々の目の前に事実として突き付けられた。リーマンショック以前に、リーマンブラザーズの破綻の原因こそが、信用市場からの投機マネーの逃避を生み出したことに間違いはないが、世間で言われるリーマンショックとは、世界中(もちろん日本や韓国、アジアも含まれる)の株価の下落や、リスク回避通貨である、円やドルへの通貨の逃避、円キャリー(金利の安い日本円を利用した投資法)の巻き戻しによる円の独歩高などが解説としては正しいと言える。